森山かずひろの活動をご紹介します。
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千葉市と一般社団法人日本車椅子ソフトボール協会との間で、大会誘致や体験会の実施の検討をすすめ、本日、美浜区稲毛海浜公園第一駐車場にて開催されました。
これまでの種目(車椅子バスケ、ウェルチェアラグビーなど)以外で、車椅子スポーツを行う機会、選択肢を提示することを目的に行われたことに意義があったと思いました。
プレー中に激しく衝突することが少ない車椅子ソフトボールの特徴なのか、より障がいのある方もない方も、一緒になって車椅子スポーツを楽しめるのではないかと感じました。
現在、協会に登録しているチームは全国に17チームで、残念ながら千葉県・市内にはチームが存在しないとのことでしたが、車椅子ソフトボールも含め、車椅子スポーツを盛り上げていきたいと思います。
税財政関係特別委員会の党派別要望運動として、衆議院第二議員会館に向かいました。
コロナ対応では、第3次補正に、地方創生臨時交付金の積み増しを求めた上で、千葉市の個別要望(全23項目)の内、2つの項目を要望しました。
1つ目は、千葉市の湾岸地域における高規格道路の計画策定および整備推進の要望です。
千葉市内の既存の自動車道・京葉道路や国道では、各所で慢性的な渋滞が発生していること、千葉市の湾岸地域には、商業施設や物流施設が集中していること、今後、千葉港の機能強化で、取扱貨物量が増加し、それにともない交通需要の増加が見込まれること、さらには千葉都心などの再開発計画が進むことでも、交通需要が増えることを理由としました。
そのため、千葉都心や千葉港などの千葉市の湾岸部から、東関東自動車道の東京方面のアクセスを改善すること、湾岸地域に第2湾岸道路、新たなインターチェンジの設置などの計画の策定と整備推進を要望しました。
2つ目は、雑品スクラップに対する規制の拡充についてです。千葉市では、金属スクラップヤード等において、生活環境保全上の支障をきたす火災事故等が、依然として多発しています。これまで千葉市・都市局、環境局、消防局の三局が合同で、立ち入り検査などをするものの、抜本的な改善の効果が得られていません。
廃棄物処理法における有害使用済み機器の保管等について制度を見直しし、雑品スクラップに対する規制の拡充を強く要望しました。
最後に、千葉市は明年、市制100周年を迎えること、キャッチコピーは「百の歴史を千の未来へ」で、将来に希望のある、まちづくりの各種政策・取り組みを推進していきたいことを申し述べ、千葉市からの要望としました。
成年後見制度の課題・現場からの意見を確認させていただきました。
成年後見制度は2000年に運用が開始されましたが、まだまだ十分に活用されていない、または活用しにくい制度ともいわれています。
例えば、2025年に認知症有症者数は700万人とされているなか、成年後見制度の利用者は3万6千件程度とのこと。
国においては、成年後見制度を利用することにより、利用者にメリットを感じてもらえるようにするため、利用促進基本計画を定め制度の活用を進めています。
千葉市成年後見制度の利用支援事業実施要綱を確認しながら、一般社団法人コスモス成年後見サポートセンターの行政書士の先生方より、成年後見制度の利用促進に向け、①予算や資産基準の拡充、②報酬助成申請について、③中核機関の活性化、④市長申し立て後見人の選任、さらには⑤困難事案に対するチーム(組織)としての支援などについて伺う機会となりました。
市議団として、日本労働者協同組合(ワーカーズコープ)センター事業団・東関東事業本部およびワーカーズコープちばの皆さんと、これまでの労働者協同組合法の法制化の動きなど、働き手が出資し経営する協同労働について学習する機会をいただきました。
地域課題の解決、持続可能な活力ある地域社会の実現をめざす働き方の一つであると、広く認知されることからかもしれませんが、この協同労働の仕組みで、アイデアを持ちより地域課題に取り組んでいくことは必要と考えます。
国の根拠法の成立の動きを注視したいと思います。
千葉市議会は決算審査特別委員会が設置され、5つの分科会で、令和元年度の決算、主要施策の成果等について審査が行われました。
9月24日(木)は、所属する都市建設分科会の都市局所管で、都市のスポンジ化対策、住宅団地の活性化に関する検討業務委託などについて質疑を行いました。
千葉市の主な住宅団地には、市の総人口の約3分の1にあたる約33万人が居住しています。
そのようなことから、都心の活性化とあわせ、高齢化するニュータウンなど住宅団地が、歩いて暮らせる街へ再構築できるような取り組みを推進すべきと求めました。
次に、9月28日(月)は、建設局と水道局所管の事業に関しての決算審査を行いました。
主な質疑として、人にやさしい移動環境の創出で、鉄道駅から主要施設までの経路など、更なるまちなかの連続的なバリアフリー整備の必要性を指摘しました。
子どもから高齢者、車いす利用者などに、やさしい歩道空間を求めました。
また、近年の大規模地震や昨年の台風等の災害では、電柱が倒壊しライフラインか遮断されました。
さらに道路が閉鎖されることで、緊急車両等の移動、医療救護活動に大きな影響が発生しました。その上で、昨年度の電線共同溝整備の取り組みと千葉市無電柱化推進計画に関して確認しました。
特に、整備コストの縮減と新しい技術を活用した工期の短縮などについて要望いたしました。
千葉駅東口ロータリー
千葉都心
車いすのバリアフリー要望
葭川プロムナードの歩道
今議会の代表質疑で、ごみ処理行政を取り上げさせていただくこともあり、千葉市北清掃工場を視察しました。
ごみの搬入、焼却、灰出し、中央制御室などの「焼却炉設備」から、排ガス中の有害物質等を除去する「公害防止設備」、さらには、ボイラー、蒸気タービン発電機、温水プールの「余熱利用設備・施設」の概要を確認しました。
ありがとうございました。
千葉市議会定例会(令和2年第3回)が、本日9月8日(火)から10月7日(水)までの会期で開催されます。
提案される議案は、補正予算3件、条例の一部改正9件、一般議案8件、決算関連議案1件、決算の認定18件の合計39件です。
補正予算は、新型コロナウイルス感染症の冬場に向けた対応で、インフルエンザおよび高齢者肺炎球菌の予防接種の対象拡大、休日救急診療所における発熱患者対応への経費などが計上されます。
また、今回、森山が、決算議会の代表質疑を担当します。市政運営の基本姿勢として取り上げる項目は、①令和元年度決算について、②新年予算編成の方向性について、③市政運営の新基本計画について、④文化芸術振興について、⑤ごみ処理行政について、⑥まちづくりについて。その他、各行政分野にわたる市の取り組みについて質問します。
運営日程は、
8日~:開会・議案の提案理由説明。議案研究。
11日~:議案質疑・常任委員付託。
14日~:常任委員会。
16日~:代表質疑。
(※公明党の代表質疑は17日(木)13時~森山が担当します。)
18日~:常任委員長報告・討論・採決。決算審査特別委員会。5分科会に別れて審査します。
29日~:市政に関する一般質問。通告者31人。
(※公明党からは、9月29日(火)に、酒井議員、川岸議員。10月1日(木)に、近藤議員、桜井議員。10月5日(月)に、村尾議員が登壇します。)
6日~:一般質問終了後、決算審査特別委員会・分科会報告・意見表明・採決。
7日~:決算審査特別委員会・討論・採決。
となります。
千葉市は、令和5年度の供用開始を目指し、実施設計と建設を一括で発注するデザインビルド方式により、新庁舎を建設します。
今回は、新庁舎整備の実施設計の外観・内観パース、計画概要、配置、フロア構成などの説明と今後のスケジュールを確認させていただきました。
今後のスケジュールは、
令和2年度:地盤改良工事、杭打ち工事。
令和3年4月:地上建物の構造物建設工事に着手する。
令和4年12月:新庁舎竣工。
令和5年度:新庁舎供用開始。既存庁舎の解体および外構工事。
令和6年度:全体竣工
千葉市は、災害時に電力供給ができる仕組みを構築するため、自動車会社から電気自動車の貸与を受ける協定を結びました。
これにより、本市からの要請で、指定避難所や福祉施設等で、電力が必要と認める場所において電力供給のために電気自動車などを貸与されるようになります。
協定締結式の後、指定避難所に配備されるスポットクーラーや照明灯、家庭にあるコンセントタップ、電子レンジなどに電気を送るデモンストレーションが行われました。
これからも災害に強いまちづくりを進めてまいります。
令和2年・第1回・千葉市議会臨時会が、7月27日から29日で開催されました。
主に補正予算の審議を行いました。
今回の7月補正予算の規模は50億5200万円(一般会計50億3800万円、特別会計1400万円)で、新型コロナウイルス感染症への本市独自の対策として、中小企業者事業継続給付金や、ひとづくり応援事業のほか、新しい生活様式の定着に向けて、学校特別教室のエアコン設置や災害時の分散避難の推進に関する経費などが計上されました。
補正後の予算規模は9932億5500万円(一般会計5816億9300万円、特別会計4115億6200万円)となりました。
所属する都市建設委員会において審議した議案は、地域公共交通支援として、市内バス等交通事業者が実施する、免許取得養成制度(運転手養成)にかかる費用を助成する予算額3500万円および緊急事態宣言下でも減便を抑制した市内路線バス事業者に対して、事業継続支援金予算額4800万円が提案されました。
また、動物公園事業特別会計では、感染拡大リスクの低減のため、入園者自動検温器、サーキュレーター、空気清浄機などを購入する費用と、PR活動のためのモノレールラッピング広告掲出とあわせ予算額1368万円が計上されました。
コロナ禍で、エッセンシャルワーカーの公共交通事業者を支援することは必要と考えます。
地域公共交通への支援事業メニューを組み立てる際、各事業者にヒアリングしたとのことでしたが、バス運転手等の採用ニーズが減ることがないか。採用ニーズが減れば、事業継続支援金としての支援の方が求められるのではないかなど質疑を行いました。
さらに今後は、バス乗車時の「密」を防ぐための設備投資へも支援が必要ではないかなど検討すべきと、当局へ要望しました。
千葉市動物公園リスタート構想の一環として、チーター展示場が建設され、今月21日にオープンとなります。
展示場オープンにあたり、チーター7頭とブチハイエナ1頭を、海外の動物園から寄贈を受けたとのことで、
チェコ・プラハ動物園から、オスのチーター3頭、フランス・モンペリエ動物園とノルウェー・クリスチャンサン動物園から、メスのチーターを各2頭ずつで、4頭。
また、シンガポール動物園からは、メスのブチハイエナ1頭を寄贈いただき、他にオス1頭、メス1頭は海外から購入を予定とのことでした。
チーター展示場の放飼場1248㎡、ブチハイエナ放飼場148㎡の面積。
チーターランコースでは、疑似餌を追いかけるチーターの走る姿を見せることが目玉としており、秋には間に合わせたいとのことでした。
今回の施設整備では、繁殖基地としても機能させるため、チーター舎には、部屋数10、バックヤード運動場120㎡、ブチハイエナ舎には、部屋数5、バックヤード運動場30㎡の施設を整備されました。
世界的なコロナ禍の中での準備となり、チーターラン披露が、先送りになってしまいましたが、リスタート構想に基づく整備で、動物公園の集客力や魅力の向上を期待します。
7月11日(土)の千葉市美術館リニューアルオープンに際し内覧会に参加しました。
中央区役所と美術館が同じ建物にありましたが、平成29年度から令和2年度にかけて、全館を美術館とする拡張工事が進められてきました。
区役所が移転してできたフロアー等の空きスペースを活用し、5階に、常設展示室、ワークショップ、4階に、子どもアトリエ、図書室、市民アトリエ、さらには、1階のさや堂ホールをエントランスとして活用し、美術関係グッズ等のショップやカフェも入っていました。
リニューアルした千葉市美術館が、千葉都心の活性化に寄与することを期待するとともに、このコロナ禍で不要不急なものは控えようとのメッセージを目にするなか、文化芸術活動が必要・不必要という問いに追いやられてはならないと考えながら参加させていただきました。
ありがとうございました。
常設展示室
ワークショップ
市民アトリエ
子どもアトリエ
子どもアトリエ
図書室
大都市制度・市制100周年調査特別委員会が、議会棟第1委員会室で開催されました。
・令和3年度 国の施策及び予算に関する提案について
・令和3年度 国の施策及び予算に対する重点要望(千葉市重点要望)について
・市制100周年記念事業の実施状況について
以上の項目を調査しました。
なかでも、千葉市制100周年記念事業では、専用サイトの紹介があり、各コンテンツを確認しました。
↓ 下の画像をクリックすると千葉市制100周年記念サイトが表示されます。
6月議会が8日から17日までの会期で開催されました。
コロナ禍のなか議会の感染拡大防止策を行い、新型コロナウィルス感染症緊急対策に関する補正予算などについて審議しました。
11日の議案質疑および17日の討論を通し、公明党市議団は、市民の暮らしを守るため、感染拡大防止と経済活動の段階的な再開に向けて、新型コロナ対策への評価および提言を行いました。
新型コロナウィルス感染症拡大の第2波、第3波が懸念されるなか、出水期、台風のシーズンを迎えます。 また、いつ発生してもおかしくない、巨大地震などの災害を考えると、現在のコロナ禍を踏まえて、防災・減災対策、避難所運営の見直しが必要です。
そのようなことから、速やかに避難体制や避難所の点検・確認を行っていきたいと考えます。
本日は、稲毛区小中台公民館の防災倉庫の備蓄品の確認と市役所・防災対策課のオペレーション室に、段ボールベッドを組み立てていただき、実物を確認しました。
避難所における感染症への更なる対応としては、
①可能な限り多くの避難所の開設。
②手洗い、咳エチケット等の基本的な対策の徹底。
③避難所の衛生環境の確保。
④十分な換気の実施、スペースの確保。
⑤親戚や友人の家等への避難の検討。
などがあります。
また、備蓄品の見直しとしては、マスク、消毒液、体温計、段ボールを使ったパーティションやベッドなどを準備しなければなりません。
内閣府は、マスクや段ボールベッドなどの物質や資材を避難所に備蓄する際にかかる経費についてや、ホテル、旅館など民間施設を借り上げて、避難所を設置・管理することに、地方創生臨時交付金の活用を可能としています。
新たな避難所開設運営に必要な備蓄品、分散して避難するという考え方の避難について、啓発を推進してまいります。
このたび株式会社誠宇ジャパン様(本社・千葉工場:花見川区三角町)より、「千葉市に少しでも役立てて欲しい」との思いから、新型コロナウイルス感染症の影響で不足している、サージカルマスク5万枚を寄贈していただきました。
贈呈式では、市長より本当に助かりますと感謝の言葉がありました。
このような皆様の真心からの行動、コロナに負けない、団結する気持ちを持って、引き続き、コロナ禍に立ち向かいたいと思います。
公明党千葉市議会議員団として、幹事長、副幹事長とともに、代表で緊急要望いたしました。
新型コロナウイルス感染症拡大が続くなか、市民は目に見えない不安にさらされ、外出自粛や商業施設の休業要請などに伴い、生活が逼迫しています。
感染症との長期戦が予測される現状において、感染症に関する正しい情報を速やかに提供し、市民が抱える不安を払拭しながら、コロナウイルスの終息に向けて更なる取り組みを市民の声も踏まえ、市長に緊急要望しました。
新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望
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災害に強いまちづくりの取り組みとして、千葉市花見川区犢橋中学校へのPV+蓄電自家消費システムを視察しました。
新たなエネルギーインフラの活用により、災害時の被災者生活の早期安定化や、平時の住民サービス向上などの検討を目的として、千葉市と民間事業者間で協定が結ばれました。
その協定内容に従い、当該中学校に導入された設備は、太陽光発電の電力で、学校の電力をまかないつつ、蓄電池にも電力を貯めます。
そして非常時の停電時には、45kWhの蓄電池により必要な電力を確保するものです。
使い方によって変わりますが、1日あたり15kWhの電力消費で、充電なしに3日間利用可能としています。
避難所の電気を確保するこのような取り組みを推進してまいります。
第22期自治体政策特別講座の2日目から参加し、第3講義「長生きできる町をつくろう~健康格差社会縮小をめざして~」、第4講義「地域づくりと地方財政~実戦から学ぶ活性化のヒント~」を学びました。
第3講義の健康格差を縮小させるために根拠に基づく政策形成について(Evidence Based Policy Making)が必要と考えます。
健康の社会的決定要因に関する概念の中で、
公園の近くに住むことが健康につながっていること、図書館があり、本や雑誌を読むことが健康な生活を獲得できるなど、地域医療の充実の差ではなく、健康格差を生む要因には、居住環境、職場環境などの物的環境などがあることを示されました。
住むまちごとを健康にする考えで、ゼロ次予防・暮らすだけで健康に過ごせるようにすることが求められると考えています。
そのようなことから、環境の違いを見える化するために、既存にある健康に関する統計やアンケート調査、ビックデータを更に活用していくべきことを確認しました。
第4講義では、自治体戦略2040構想研究会の報告を踏まえれば、これまでにも増して地方財政は、限られた財源・人員の縛りがあるとされています。
行政のあり方のひとつとして、これからはサービスの提供主体から、地域づくりの場と関係をつくり、保全する主体、いわゆるプラットホームビルダーとなるべきではないかとの指摘を伺いました。
今回の講義を議会質問など、市政の政策提案に活かしてまいります。
オープンガバメント推進協議会の公開シンポジウムが千葉市内で開催されました。
ビックデータ・オープンデータの活用を推進し、これからのまちづくりの可能性を考える場として回を重ねて来ています。
(この協議会は平成25年にビックデータ・オープンデータ活用推進協議会として設立され、平成27年に、オープンガバメント推進協議会に名称を変更)
現在、全国に活動の輪を11県市(千葉市、武雄市、奈良市、福岡市、三重県、室蘭市、大津市、郡山市、日南市、浜松市、桑名市)に広げてきていると伺いました。
設立当初から千葉市は参加しています。
本日のシンポジウムのプログラムは、シビックテックという、地域の住民自身がテクノロジー(主にIT)を活用して、地域課題を解決することの活動報告や、シビックパワーバトルとして、今回、代表地域の高校生グループによる、自分が住むまちの魅力のプレゼンテーションがありました。千葉市の高校生も頑張っていました。
最後のパネルディスカッションまでは拝聴できませんでしたが、技術革新とまちづくりを組み合わせるなどのシビックテック等で、身近な日常に、目に見える変革があることに期待が膨らみます。
千葉市の農業分野への企業参入事例で①メックアグリさんの高糖度トマトの施設、次に、②観光農園を工夫しながら営むエーアト・ベーレさんのイチゴ栽培を視察させていただきました。併せて、農政センターにて、③今後の市内農林業の現状と課題についてのレクを含めて調査できました。
①法人参入事例では、これから千葉市において高糖度トマトの栽培の規模を拡大していく旨をお話くださいました。既存の農業経営者等で、農地の活用について、手をこまねいている方々と、交流・連携もしていただければと期待しています。
②収益を高める農業の事例では、観光農園(いちご農家)を視察できました。
東京圏の近くに位置する千葉市地域には、観光農業が体験できると、もっと知っていただけるようエリアで取り組みを広めていけば、いちごの観光農園はこの地域と、リピーターを確保でき、他の農作物の耕作地にも活気がでてくるのではないか と考えました。千葉市農政も、観光農園を、個々の農園・農業への支援だけでなく地域として、活性化ができるような取り組みが更に必要です。
③農政センターにおいて、千葉市の農林業の現状と課題について報告を受けました。
農政部としての近年の取り組み、農林業の現状・課題の分析から新たな行動計画を策定されることが示されました。長く千葉市の農業には大きなポテンシャルがあるものの生かされていないとの指摘があります。
各農作物のブランド化に取り組まれてきていますが、今後は千葉市農業地域について、市民が知るための体験の場などが必要と強く思いました。また、環境に配慮した循環型農業を謳うなど、千葉市農業自体のイメージづくりが必要と考えます。
例えば、一般的な林業においては、私有林等の整備で間伐された木材を循環利用できる取り組み等がありますが、千葉市内の森林の環境整備で循環型林業が出来るなど、今後はスキームが求められるのではないかと思います。 また、循環型農業として、他都市の事例ですが、JA岡山が循環型農業・瀬戸内かきがらアグリの取り組みがあり、本市も取り入れられるものは参考にすべきと思います。